日差しの眩しいアクラです。
私が子どものころ、道徳の時間があって
♪口笛吹いて〜空地へ行った〜
知らない子がやってきて 遊ばないかと笑って言った〜
っとテーマソングのあるテレビを教室にあるちっちゃい
テレビで見ました。
今ではその内容は忘れてしまったけれど
(毎回、こんなときどうする??)
っていうことを考えた記憶があるのです。
そのテレビのようなことがまさに先日の日曜日に
起こりました。いやっ、先日の日曜日に限らず
活動をする時は、いろいろと考えさせられる
ことが起きるわけで・・・。
道徳のテレビは、子ども側の視線から考えることを
投げかけているけれど、ここで起きること私が体験することは
(大人の立場としてどう対応する??)というものなのです。
先日の日曜日に起こったこと。
それはそろばん教室での事。
気づいたのは、帰りのトロトロでした。
バックからカメラを取り出し(今日は結構写真撮れたんだよな〜)
と振り返ろうとカメラを見たら・・・・・
写真が一枚しかない。
しかもアイズィクがたそがれている写真しかない。
いつも、教室が終わってご褒美を渡してパンを配ってもらって
パンが配られている間に私はトイレに行くというパターンなのです。
その私がトイレに行っている間にクレナムやアイズィクが
代わる代わる好きなように写真を撮っている。
なんじゃこりゃ??っていう写真から
おいおい!!って言いたくなる自撮りやら。
数秒から2分近い動画も撮ったりしているのです。
撮った画像を再生して笑いながら見ている。
間違ってデリートしちゃったんだよね??
それは十分わかる。
デリートしたことに気づかなかったと思う??
ここがね、、、、たぶん、そう決めつけちゃいけないけれど
彼らといつも接しているからこそ思ってしまうのが
(デリートしたことに気づいた)っということ
なのです。
じゃぁ、なんで一言いってくれない???
「トシコ、ごめん。消しちゃった」
ってなぜ言ってくれない??
私が怖いから???怖いという理由じゃないとは思うけれど
一言いってほしかった。
誰がやったとか、どっちがやったとか(やったひと捜し)する気は
全くなく、いつも画面を数人で寄ってみているのだから
デリートした瞬間は皆一同気づいたはず。
皆と書いてしまったけれど、まったくカメラに手を触れない
カメラの画面に興味を持たないブラザーのような子もいるわけで・・。
さて、次回日曜日、どう子どもたちに伝えればいいのか??
私が伝えたいのは(一言いってほしかった)だけなのです。
活動していて、生活していて、日本人のもっている考えや感覚と
違うことが多々起きます。そろばん教室の頑張った証であるご褒美も
本人じゃない人が使っていたり持っていることもあり、それを
見るたび正直悲しくなります。その悲しくなるのはただ私が日本人の
感覚をもっているからであって、子どもたちにしてみれば何とも
思っていないことなのかもしれない。
先日、授業の日にクレナムの腕に、デイビットにあげた腕時計が
ついていました。思わず聞いてしまいました。「なんで?しているの」と。
答えは「ベル係だから」。
始業の合図のベルを鳴らすのに時間を知るためにデイビットの腕時計を
借りていると・・・。
そのクレナムの机には、ジョンにあげた8級合格のスクールバックが
おいてありました。
この理由は聞きませんでしたが、クレナム、使っているみたいです。
私の(なんで???)という思いは伝わらないことが多いかもしれないです。
だけどもやっぱりカメラのデリートの件は伝えたいです。
see you tomorrow
TOSHIKO